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2025/12/30 2026/01/28

闇バイトの危険性

  前回までは「闇バイト」がどれだけ危険で、どうしてそのような誘いに乗ってしまうのかをお話しました。

 今回は、実際にそのような誘いを受けたとき、どうすればいいのか?

  具体的な対処法についてお話したいと思います

 まず、甘い話を見たときに、いったん立ち止まる、ということが大事です。

 甘い話には必ず裏があります。もし、SNSやネット上で「短時間で高額報酬!」や「すぐに現金が手に入る!」などのメッセージを見つけたら、まずは一歩立ち止まることが大切です。 特に、高額な報酬を提示しているバイトには疑いの目を向けてください。

 簡単にお金が稼げるアルバイトは存在しません。そのような誘い文句を見たら、まずその情報が本当に信頼できるものかどうかを徹底的に調べることが大事です。不安に思ったり、少しでも怪しいと思ったら、誘いに乗らないということです。

 もし、怪しい誘いを受けてしまった場合は、一人で抱え込まないことが大切です。

 こうした話は、言い出しにくいこともあるかもしれませんが、早めに誰かに相談することで、大きな問題に発展するのを防ぐことができます。

 親や先生だったり、信頼できる大人にすぐに相談しましょう。そのために、誰に相談すればいいのかをあらかじめ考えておくのも良いと思います。例えば、学校のカウンセラーや親しい先生、あるいは信頼できる家族などです。

 一度でも安易に誘いに乗ってしまうと、後戻りが難しい状況になることもあるので、最初の判断がとても重要です。

 「この後戻りが難しい状況」というのは闇バイトに応募すると、まず個人情報を取られます。身分証明書を送るように言われたり、学校や家族構成などを聞かれます。

 そして、もし途中で辞めたいと言った場合、犯行グループから脅されてしまいます。

 例えば「自宅に押しかけるぞ」とか「家族全員殺すぞ」とか「学校にバラすぞ」などと脅されることがあります。

 実際に殴る蹴るの暴行を受けることもあります。また、殴られる動画を見せられて、断ったらお前もこうなるぞ、という脅され方もされます。

 それで「やめたくてもやめられない」という状況になってしまうということです。

 ですので、早めに大人に相談するということが大切です。

 もし周りに相談できる大人がいない場合は、警察に相談してみましょう。

 近くの警察署に行ってもいいですし、相談できる電話もあります。

 電話番号はこちらになります。

「#9110」「#9110」

 これは全国共通の短縮ダイヤルで、ここにかけると近くの警察の窓口につながります。

 また「ヤング・テレホン・コーナー」という電話相談の窓口もあります。

 ここは、若者の専用窓口で、20歳未満の方の相談を24時間受け付けています。困ったことがあったときや、相談したいけど家族や先生には相談できない、という場合には、ここで気軽に相談してみてください。

 若者専用ではありますが20歳未満に限らず、その家族や学校関係者の方からの相談も受け付けています。ご家族の方や周りに気になっているお子さんがいる場合にも相談してみたらいかがでしょうか。

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